乾燥肌が原因?かゆい足の湿疹

湿疹って?

肌の表面にできる炎症の総称です。足は掻きやすい場所なので、湿疹がひどくなるケースも見られます。かゆみを伴う足の湿疹の原因は乾燥肌なのでしょうか。

足に出る湿疹にはどのようなものがあるのか、代表的なものを解説します。

蕁麻疹

強いかゆみを伴い、湿疹が突然たくさん出ます。数時間から1日程度で湿疹が出たりなくなったりを繰り返します。原因は解明されていませんが、ストレスや疲れが原因となると言われています。

アレルギー性の蕁麻疹は、アレルギーの原因になる食材や薬を摂取して、5~15分で蕁麻疹が発生します。アレルギー性の場合はその原因を除去することで解決します。

かゆみや炎症を抑えるためには、抗ヒスタミン剤の内服が有効です。

アトピー性皮膚炎

かゆみの激しい慢性の皮膚炎で、特定の場所に繰り返し発生します。幼い時に発症し、年齢とともに症状が変化します。乳幼児期は湿潤性の湿疹、小児期になると乾燥性の湿疹になることがほとんどです。

もともとの体質に、ハウスダストやダニ、カビなどによるアレルギー反応が出て発生します。ステロイドの外用薬や抗ヒスタミン剤の内服が基本となり、乾燥を防ぐために保湿剤も使われます。

皮脂欠乏性皮膚炎

皮膚が乾燥し、粉をふいた状態になり、強いかゆみを伴います。老化によって肌のバリア機能が低下し、皮脂の分泌量が減少して乾燥することで起こります。

乾燥する時期にはせっけん等の使用を控え、保湿剤を使用して乾燥を防ぎ、抗ヒスタミン剤の内服でかゆみを抑えます。掻きむしってひどい炎症になっている場合はステロイドを外用薬として使用することもあります。

帯状疱疹

違和感や痛みといった症状を感じてから、狭い範囲に帯状に紅斑と水疱が発生します。体の左右どちらかだけに起こるのが特徴です。強いかゆみを伴い、湿疹がなくなった後もかゆみが続くことがあります。

原因は水痘・帯状疱疹ウイルスで、水痘にかかった後に神経に残ったウイルスが、疲れや体調不良で活性化することで発症します。放置しても数週間で治りますが、抗ウイルス薬を使うと症状が軽度で済みます。

接触皮膚炎

外的な何らかの刺激でかぶれることです。毒のある植物や毒虫、強力なせっけんなどが原因となります。接触した部分だけに湿疹が出るのが特徴で、紅斑や水ぶくれなど症状は様々ですが、かゆみや痛みを伴うこともあります。

足の湿疹は原因を知ってから対処しよう

足にできるかゆみを伴う湿疹の原因は様々です。ひどいかゆみは、掻きむしって湿疹を悪化させてしまうこともありますから、症状を自己判断せず、皮膚科で診察してもらってから、正しく対処するようにしましょう。

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